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イベントと告知

UO内におけるイベントは様々あるが、その準備段階における、「告知」について、自分なりに考えてみた。


イベントの目的というのは人や内容によって分かれるのは間違いないが、すべてのイベントに共通するものは、「自分以外の他者をそれに招く」という事である。逆に言えば自分だけで自己完結しているものは、イベントとは呼ばず、単純に個人活動の言い換えといえよう。「一人Bルニ祭り」という表現などがあるが、この場合は単純に生産活動をあえて「イベント」「祭り」と呼称しているだけ、というのが真実だろう。

自分以外の他者を招く以上は、それを他者に伝えないといけない。その為に必要な事が、「告知」である。貴方や他者がエスパーでもない限り、告知なしに自分の意図を伝える事など出来ないのだから、当然といえば当然である。

この「告知」(「宣伝」と言ってもいい)であるが、どんな対象をそのイベントに招こうとしているかで、告知の形態は自ずと変化してくる。言い換えれば、自分のイベントがどのような意図で行われるかを把握し、それをどのくらいの強度で告知するかが、イベント成功の重要な鍵となると言っても過言ではないだろう。
もちろん、一定レベルのクオリティは必須だが、その一方でどれだけ素晴らしいイベントであっても、ただの一人もそれを見ていないのであれば、先に挙げた「一人Bルニ祭り」と、大差ないだろう。

以下は告知の手法とその範囲をレベル別にして考察したものである。基本的に上位レベルの告知を行う場合は、下位レベルのそれを同時に行う事が効果的である。ただし、上位レベルの告知を行う事が必ずしも効果的であるとも限らない点には留意して欲しい。その理由については、各レベルの説明の際に行う。
【レベル0】

・人数が集まっている場所で、突発的にイベント開催を宣言

これは、かつてブリ銀前などで頻繁に行われた告知形態を思い出すと、わかりやすいだろう。道を歩いている人にいきなり大道芸を披露し出す、アレである。近年では、各シャードで行われている祭りでいきなり歌いだすのもそれに含まれるだろうし、定期的に営業されている酒場の常連相手に行うのも、そうだろう。

この告知形態は、「その場にいる人々を楽しませたい」「今思いついた事を今、表現したい」という想いから他者に伝えるもので、それ以上の相手にそれを伝えるつもりがないから、当然ながら広がりはない。

その一方で、目の前で開催を告知してそのまま実施するのだから、告知対象者への宣伝効果は絶大である。(そのイベントを絶対に見たくない!という人はその場で立ち去るだろう)

レベル0の告知は、イベントの開催と告知のタイミングが唯一同時であり、厳密に言えば告知ではない。なにせ、他者へ何かを伝える時に必要な5W1Hがかなり欠落していても、意図は伝わるのだから。それゆえに、「レベル0」という表現にしている。これ以降は開催と告知のタイミングがずれるものであり、ここからが告知の重要性が問われるものである。


【レベル1】

・UO内外を問わず、直接対面しての告知

これは要は、「○月○日に△△な事を××でやるから、来てね!」という事を相手に直接伝える事である。そのコミュニケーション方法は、UO内で出会う、メールやメッセで伝える、あるいはリアルで直接話す、というものなどがそれにあたる。

直接伝えるのだから、対象者は自分が接触できる相手に限られる訳で、それなりに親しい人がその対象となるだろう。また、物理的にコミュニケーションを取れる人やタイミングがないと、それを伝える事が出来ないのも、特徴である。

その一方で、たとえば個人の誕生日パーティや無料で好みのBルニ生産品を作成するなど、不特定多数の人が押し寄せた場合に処理が不可能になったり、最初の意図を歪められる可能性がある事を恐れる際は、この告知レベルで十分である。要は、親しい友人やギルドメンバーなど、自分が「身内」と思っている人だけを招く際は、それでいいだろう。


【レベル2】

・自身が主催する告知媒体での、宣伝

これは、たとえば自分でHPを保有していたり、うおみんのようなSNSでUO日記を書いている人が、その媒体に告知する事である。

自分の告知媒体を見に来た人すべてに伝えられる可能性があるのだから、レベル1に比べて格段に告知出来る上に、一度そこに書けば削除しない限りずっと告知出来るから、労力は格段に抑えられる。

ただし、このレベルでは、「自分の告知媒体を見に来る可能性のある人」だけへの宣伝に限られるので、告知力はイベント主催者の知名度に大きく左右される。超有名サイトの管理人であったり、圧倒的に豊富な人脈を持つ個人の日記、あるいは超大手団体に所属する個人のイベントをその団体が取り上げてくれるなど、特殊な環境にあるのなら話は別だが、一般的なプレイヤーはそこまでの知名度があるわけではないので、自分の告知媒体をわざわざ見に来てくれる人はごく親しい人か、あるいは新着サイトや日記を隈なく検索している人に限られる。

この範囲での告知で有効なイベントは、レベル1の客層にプラスして、ある程度の公共性を持ったものだろう。つまり、身内を効率よく招きつつ、ある程度外部の人間が混じってもつつがなく開催する事が出来るようなイベントである。逆の見方をすれば、身内だけでは物足りなくて、外部からの刺激が欲しい時に利用するのがいいだろう。


ここまでのレベルはすべて、「自身の責任だけで完結した告知」である。つまり、万が一イベントが諸般の事情で中止したとしても、その責を負うのがイベント開催者だけに限られるし、手ひどい失敗をしたとしても参加者が限られているのだから、それほど大きなダメージを蒙るわけではない。

これから説明する告知レベルは、他者の告知媒体を利用したものへと変化する。つまり、何らかの理由で開催出来なくなった場合は、事前にそこへ連絡する必要が出てくる訳である。無論、それをしない主催者も存在するだろうが、それはその告知媒体の管理者に多大な迷惑が掛かる可能性があり、次回以降の告知を拒否される可能性も孕んでいる。また、巨大媒体での宣伝になるのだから、当然悪いウワサも一気に広まるし、自分が全く知らない異分子やわざわざイベントを妨害しようとする、「荒らし」を招く危険性も高まる。

ただし、レベル2までの告知と異なり、イベントの存在を知る人は圧倒的に多くなるのだから、より大規模なイベントを開催したいと考えている人には絶対に避けて通る事の出来ない告知方法であるといえる。ここを上手に活用できるか出来ないかで、イベントの成否が大きく左右されると言っても過言ではないだろう。


【レベル3】

・限定的な参加者のいる、コミュニティでの告知

少しわかりにくい表現だが、要は出雲BBSや旧飛鳥BBSのようなシャード限定のコミュニティサイトやうおみんのような参加者のみが閲覧出来るSNSでのイベント告知である。

このレベルの告知では、上記のように非常に多くの不特定多数の人間が告知を閲覧する可能性があり、身内以外の参加者を招きたい時には最低でもこのレベルの告知を行わないと、「実質身内イベント」となってしまう危険性が圧倒的に高い。

ただしこのレベルでは、たとえば出雲でイベントを開催する時ならば、出雲民以外が出雲BBSを見る可能性は非常に少ないので、出雲BBSのみで告知した場合の参加対象者は出雲民に限られるだろうし、うおみんのみでの告知はうおみん非参加者には知りえない訳だから、今度はうおみんに参加していない出雲民がそれを知る事が出来ようはずもない。告知レベルとしては、まだまだ限定的であるといえよう。

この範囲での告知で有効なイベントは、地域、あるいは所属団体密着型のローカルなものであろう。具体的には、多くのRPerに参加してもらいたいと思う一方で、非RPerへの配慮を考えた内容のイベントなどが挙げられるのではないだろうか。あるいはそのシャードや団体でのみ通用するローカルネタを題材としたイベントなども、このレベルの告知でいいだろう。つまりは、ある程度大勢の人数が認識出来る一方で、それ以外の人には「?」となる可能性を秘めたイベントの告知がそれに当たる。レベル2の範囲と被る部分も多いかもしれない。


【レベル4】

・すべての人が閲覧可能なコミュニティでの告知

これは、UO公式サイトやパラリシャン、UO-INDEXのように不特定多数が制限なく閲覧可能なサイトでの告知を指す。

このレベルまで達すると、理論的にはインターネット環境さえあればすべての人間が閲覧出来るのだから、あらゆる人に参加してもらいたい(あるいは参加しても破綻しない)イベントを開催する際に活用される。

ただし、先に挙げた悪影響も半端なく大きい訳だから、イベントを何が何でも成功させないといけない、というプレッシャーも大きくなってくる。また、ここまで大きなイベントになると個人レベルで開催する事が困難だろうから複数の人間の協力を要請する事になるだろうが、それらの人への調整と配慮も必要になるだろう。

また、このレベルでの告知は通常、「一箇所だけ告知して、はいおわり」という事になる事は少ない。いくら大きなコミュニティといえども、すべてのプレイヤーが見ている可能性は皆無なのだから、あらゆる告知媒体を利用して宣伝しないと、片手落ちになってしまうだろう。複数のコミュニティで告知する事が一般的である。


以上がイベントと告知の相関性である。イベントを開催しようとしている人は自分のイベントをどのような形態にしてどのような対象を招こうとしているかを見極めた上で、上記レベルの告知を行うのがいいだろう。

個人の誕生日パーティを公式サイトに掲載してもしょうがないだろうし、UO内最強デュエリストを決定したいと思う対人イベントを自分の身の回りの人間にしか伝えないのであれば、それは単に町内会の力自慢と大差がない。本当にその人の誕生を祝いたいのであればせいぜいレベル2の告知で十分だし、最強デュエリストを決定したいのであれば、大々的に告知して多くの参加者を募った方が、より盛り上がるだろう。

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