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EMプログラム日本シャードへの拡張について

 日本公式サイトにupされた『プロデューサーからの手紙』によると、日本シャードでもイベントモデレーター(以下EM)プログラムを導入する予定で、現在EMの募集を行っているようである。EM募集要項についてはこちらを見て頂ければいいのだが、皆さんはこの要項を見てどう思うだろうか。

 私はこれを見て、「随分と高い要求をしてきたものだなあ」と思ったものである。いや、おそらく本国のEAからしてみれば、UOを愛するプレイヤーであり、かつボランティアではなく報酬を支払う以上はこの位こなしてもらわないと、という認識なのだろう。しかし、我々大多数の日本人プレイヤーから見れば、あまりにも高い要求と言わざるをえない。それは何故か。

 それは、「ビジネスレベルの英語力を要求されているから」なのである。
無論、日本人プレイヤーの中にも語学堪能な方も沢山おられるだろう。UOSSにも参加して日本人プレイヤーの代弁者となって下さったり、海外の情報をEAJよりも早く翻訳して自サイトに更新しておられる方もいる事は承知している。そのような方々には本当に感謝すべきだ。

 しかし、そのような方々が必ずしもEMに応募されるとは限らない。むしろそれだけ優秀な方であるならば非常に多忙であり、ボランティアであるシーアやコンパニオンよりもさらに時間的制約の多いEMになれる余裕があるだろうか。私は非常に難しいと思う。

 つまり、日本人プレイヤーでEMになり得る人物に求められる能力は、

①英語がビジネスシーンで十分活用出来るレベルに達している(TOEICで730点クラス?)
②UOに対して高い情熱と深い造詣を持っている
③自力でイベント立案、実施出来る
④時間の融通が効く

これらを全て兼ね備えていないといけない(優先順位は①から順に高い)。日本人プレイヤーにも②から④の条件を兼ね備えた方は沢山おられると思うが、①の条件がハードルを非常に高いものにしてしまっている。逆に①の能力を持っていたとしても、②から④のいずれかが欠けてしまっている方もおられるだろう。ゆえに、私は「高い要求」と見たのである。

 逆に海外のプレイヤーが日本のEMとして参加するのはどうだろうか。これについては、彼らに日本語力を要求する事になり、結局は我々の問題と同じになってしまう。また、英語オンリーでイベントを進めるとすればどうなるか。アイテム配布系のイベント等ならまだなんとなく意味が通じるかもしれないが、昨年行われたライブストーリーイベントのような複雑なストーリーを進めていくイベントでは、ほとんどのプレイヤーが意味を解さずに、プレイヤーと運営側の双方にとって満足な結果を得る事ができないだろう。

 では、日本でのEMプログラムは導入不可能なのだろうか。私は「やり方次第」だと考える。無論、米本国と同じ仕組で動かそうとすれば、上記のような問題が発生するだろう。では、どうすればいいか。

 皆さんお忘れかもしれないが、日本にはシーアプログラムというものがある。詳しくはこちらをご覧頂ければいいが、要はイベントを主催する事でUO内の活性化を図るボランティアスタッフである。ボランティアなので当然無報酬であるし、EMのようにオリジナルアイテムを配布出来る権限もない。正体を明かす事も出来ず、非常に制約の多いスタッフと言えるかもしれない。本国にもかつてはあったようだが、現在は廃止されてEMプログラムが導入されているようである(これは伝聞情報なので、誤った情報だった場合はお詫び申し上げる)。

 このシーアスタッフの方々を再編成するのはどうだろうか。権限や独自性を一部制限する代わりに本国との交渉をEAJの方々に肩代わりしてもらい、本国でライブストーリーイベントなどがあった場合はIGM指揮の下、彼らがスタッフとして加わるのである。ボランティアであるがゆえにGMからの制約をあまり受けない現状のシーアプログラムを有償化する事で、本国とは異なる形でイベント遂行をスムーズにするのである。この方法だと、シーアの方々は既にイベントへの知識と経験を有しているので、改めて一から訓練し直す手間が省けるというメリットもある。

 UOがスタートして既に12年が経過している。比較的年齢層の高くなったプレイヤーは概ね自らの仕事を抱えていたり、あるいは家庭を持っており、UOに対して無償の愛と時間を注ぎ続ける事が出来なくなっている。現状のままではシーアにせよコンパニオンにせよ、維持し続ける事は難しいかもしれない。とはいえ、彼らはこれまで非常に多くのものを我々に対して提供し続けてきた、まさに献身の徳を身につけていると言ってもいいプレイヤーである。彼らの存在を活かしつつ、かつよりクオリティの高いイベントを運営側で提供する為には、日本運営チームの皆様が本国との間を取り持って頂く事が大事だと思う。いや、既に彼らはそれを実行している。だからこそ、EMプログラムについても、本国とは異なった日本独自の事情を加味した新しいシステムづくりを目指して欲しいものである。

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