文芸酒場 双月亭

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カエルのゆくえ

昨日の日記でお伝えしたように、当店の酒の泉が突如として枯れてきました。泉に住み着いていたカエルの不蛙が干からびてきていたのでこちらで緊急避難させていましたが、その後どうしたらいいものか思案しかねていました。そこで、有志の方に集まって頂いて、知恵をお借りする事にしました。


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まずは現状報告。不蛙の無事と、原因に関する推測を皆さんとしました。

「みんなで酒を飲み過ぎたから、底を突いたんじゃないか」
「西側の大穴みたいに、底に穴が開いたのでは?」
「いや、もっと深い謎が隠されているかもしれない」

と、様々な意見が出ましたが、現時点でははっきりした事は分かっていません。
泉の事は今後も調査を続けるとして、とりあえず差し当たっての問題は、不蛙の行先です。
ある日突然、酒の泉にいたのですから、迂闊に真水の池に放つと、水質が合わなくて死んでしまうかもしれません。緊急避難の際は酒のビンに入れていましたが、やはり狭苦しいのと微妙な何かが違うようで、段々衰弱していました。このままこの店で飼い続ける事は困難でしょう。とすると、酒の泉と似たような環境があればいいのですが、そんな都合のいい所があるものかどうか……

「ありますよ、酒の泉」


そう、禅都の北西にある酒の泉です。店の側に泉が湧き出すまではここで酒を汲んでいたのですが、最近はあまり立ち寄っていなかったので、すっかり忘れていました。実際に口に含んでみると、よく似た味です。


UO(100826-231150-05).jpg


これなら大丈夫と判断して、さっそく不蛙を連れて来ます。


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皆さんが見守る中、不蛙を放ちます。
やはり完全に質が一致しないからか、若干嫌がるような素振りを見せましたが、うまく誘導して池の中に入れると、その後は深く潜っていきました。その後姿が見えなくなりましたが、近い内にまた姿を現すかもしれないですね。


UO(100826-232023-11).jpg


店に戻ってきて、再び干上がった酒の泉の前へ。

「月が見れなくなって、惜しい」
「この酒もそのうち飲めなくなるのかな」

と惜しむ声もありましたが、悲しむ事はありません。
この世に不変のものはありません。全てはいつかは無くなってしまうものです。酒の泉とて、店が出来た当初は存在しなかったのですから、元に戻っただけです。ただ、何かよくない事の前触れの可能性もありますので、原因については引き続き調査していきます。何か分かりましたら、再びこちらでご報告していきます。

最後に、不蛙の放流にご協力頂いた皆様、遅い時間までありがとうございました。



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