文芸酒場 双月亭

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「双月亭 真夏の怪談」イベントレポート

「双月亭 真夏の怪談」にたくさんの方にご来場頂き、まことにありがとうございました。
やや間が開いてしまいましたが、当日ご来場頂けなかった方の為に、
会場の様子をお伝えしたいと思います。


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イベント直前の告知でも書きましたが、常時闇夜モードのおかげで、
開始前から既に怖がっているお客様もいらっしゃいました。
会場設営という面では、既に「怖い話をする場所だ」という舞台演出が整っていますので、
「ツカミ」は相当に成功したのではないかと思っています。


今回は、怪談師をお二人招いての上演会となりましたが、その二人の方を紹介します。


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宝四季さんは、出雲シャードを中心にステージで歌を歌ったり演劇を手掛けるなど、
幅広い分野で活躍されています。昨年に出雲で開催された文化系イベント、
Britannia Renaissance in Izumo」では、中心的働きをして下さいました。


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セシウスさんは、大和シャードで「落ち武者の隠れ家」という酒場を経営しています。
また、当店の店長代理のゆかさんが経営する酒場、「桜夜」の店員でもあります。
本人いわく、「不思議な体験をしばしばする」そうで、
今回の怪談もすべてご本人の体験談だそうです。

お二人とも毎年、ご自分のメインシャードで独自に怪談会を開催しておられていますが、
今年はセシウスさんが大和以外のシャードでも開催したい、という事で
当店にオファーがあり、せっかくの機会ですので、合同怪談会となりました。

ちなみに今回、私は司会役で、開会と閉会と挨拶と、物語の間を繋いでおりました。
(「世にも奇妙な物語」における、タモリ的ポジションですね)


それでは、いよいよ本題の怪談に移りましょう……
(タイトルがピンクの話は四季さん、赤はセシウスさんが語っておられました)


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第1話 「母の影」


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その家はかねてから夫婦仲が悪くけんかの絶えない事で有名でした。

そして大雨の日、それはおこりました。
逆上した夫は妻を殺し、死体を庭に埋めたのです。

そしてこの家庭から母の姿は消えました

なのに……

子供は母親のことを、何も 聞かなかった。

その理由を子供に問いただしてみると……


定番的なストーリーですが、闇の中で聞くと、かなりの恐怖感を与える事ができたようです。


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第2話 「繰り返す」


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私が某S県に住んでいた頃、当時働いていた会社の寮に住んでいました。
寮ですので、会社の先輩もいるわけですが、
仲の良い先輩の様子がおかしい・・・
自称先輩思いの私は先輩にどうしたのか尋ねてみました・・・
「知り合いが・・・自殺した・・・」

自殺した先輩を弔おうと、自殺現場であるアパートに向かったところ、そこには……


自殺した方がどのような思いでいたのか、
生者である我々には想像もつかない話です。


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第3話 「境界線」


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子供の頃のある日、私は気がつくと上も下もない前も後ろもない
そんな感じがする世界にいました。
真っ暗な、どこか明るいようなよくわからない中をしばらく漂っていると、
目の前に銀色の線のようなものが見えてきました。
それには左右どちらを見回しても終わりがないように見えました。

でも、どんなにがんばっても、その線には近づけなかった。

気がつくと……


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第4話 「フェイス」


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自分のPCが壊れましてね、古いPCを使っていた時期がありました。
メモリが少なかったので、メモリを増設した帰りのことなんです・・・

・・・ふとドライブがしたくなって、少し回り道になるんですが、
ほんの少し内陸の方へいったんです・・・。

その道は山をひとつ越えるんですけどね、
・・・その山・・・
20年くらい前になりますか、

人が殺されてるんですよ。妙齢の女性がね・・・


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第5話 「坂の途中の家」


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坂の途中に建てられた三軒並んだ古い家にね

その家は三軒とも作りは同じで私の家は三軒のうちのまン中。
両どなりのうち、坂の上にある家は空き家で、下は老夫婦が住んでいた

ことの起こりは、冬のある夜のことだった

すごい音とショックに驚いて私たち一家が外へ出てみると、
下の老夫婦が住む家はタクシーが突っ込んで崩れていた

「す…みません救急車呼んで…くだ…さい」

大怪我をしたタクシー運転手がそうつぶやきながらよろめいてさまよっている

家は完全に崩れ落ちてて老夫婦は下敷きになって即死

タクシー運転手は隣の空き家で首をつった姿で発見されたんだって
あとで聞いたことのてんまつだけど…


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第6話 「重なる……」


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6月の終わり頃、私は彼女と一緒にドライブに出かけていました・・・
ドライブしていて、あたりは暗くなり、夕闇に包まれています。

そのとき海沿いを流していたのですが、三叉路にさしかかった・・・
片方は昔からある道で国道に出る道、
もう片方は昔、通行止めだったけど、多分国道に出る道・・・
私達は昔通行止めだったほうへ行ったのです・・・

それが始まりだとは気付かずに・・・

ある程度進んだとき、私はあることに気がつきました。

”廃坑の空気穴のあるところだ・・・”と・・・

・・・そこは第二次世界大戦中、炭鉱があり
強制労働の繰り広げられた場所でもあります・・・
そこで亡くなられた方が大勢いるのです・・・
進んでいくと海中から
”ニョキ”っとでている人工建造物が見えます。
それが”炭鉱の空気穴”なのです・・・
・・・そこに差し掛かったとき、

”ズシッ”

肩がいきなり重くなりました・・・
頭痛もします・・・

・・・どうも憑かれたようなのです・・・

とりあえず、その場にいては危ないので早急にそこを立ち去ったのです・・・


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以上で予定していた怪談は終了しました。

最後に閉会の挨拶をしようとすると……


どこからともなく、不気味な鐘の音が……


どうやら、霊を鎮めるには、まだ語りが足りなかったようです。

ということで、急遽お二人に1話ずつ語って頂くことになりました。


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第7話 「夜ふけの住人」


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その頃の私は、小説家として本格的に歩み始めたばかりで
夏を都会を離れて過ごそうと、過疎な田舎に一軒の家を借りた。

家はいかにもと言う古家だったが、作りもしっかりしていたし
上手に使い慣らされていて居心地はまあまあ。
電気、ガス、水道アリで しかも家賃は格安と来てる。

「なにより電話がないってのが最高ダゼ!」

なぜかって?
私はこれでも小説家ですよ?

この仕事につきものといったら…


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第8話 霊の通り道


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職場の寮は霊の通り道だ。
仲の良い先輩からは、そう聞かされていた。

ある日に見た「それ」は……
(ログを取り忘れていたので、バムさんちから引用です。バムさん、ごめんなさい!)


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以上で、すべての怪談が終了しました。

語り手のお二人、会場整理を手伝って下さった方々、
そして、ご来場頂いたすべての方に、御礼申し上げます。
ありがとうございました。


最後に、イベントを紹介して下さっているサイトさんを、いくつかご紹介します。



もっちーさん 「UO BLG MZH」

http://blog.goo.ne.jp/ubmzh/e/bcc57f39d8c92b69329e1c6dbd30e80c

焼きそば屋 バムさん 「爆弾亭」

http://blog.goo.ne.jp/uoyakisoba/e/15fe70c66fba7e6698a2431a20b978cd


緋冬さん 「徒然なるままに遊んでみる」

http://sweetapplejam.blog57.fc2.com/blog-entry-132.html

孔明さん 「孔明のUOっとっと」

http://park3.wakwak.com/~koumei/index.html

他にもありましたら、お知らせください!

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